女性医師座談会

女性医師座談会

現在、日本の歯科医師人口は約10万人。その中で女性歯科医師の構成比は、全体の約21%で、10年前より約4%も増加しています。さらに年齢別で見ると、20歳代ではなんと約42%が女性歯科医師です。(厚生労働省大臣官房 平成22年度概要)。
世界的にも女性歯科医師の増加はめざましく、歯科業界全体で女性の活躍する場が増えています。歯科医療の未来は、女性のパワーが支えていくといっても過言ではありません。歯科医療機器材総合商社であるヨシダも、今後さらに女性の力を必要としています。
今回、女性歯科医師としてご活躍されている4名の先生に、「働く女性の立場」からご意見を伺いました。これから社会に出る方はもちろん、歯科業界を目指す方、現在歯科業界で働いてる方、頑張っているすべての女性へ。

山地 良子 先生
ヤマヂ歯科クリニック 副院長

東京歯科大学 卒業 / 日本顎咬合学会 前理事長 / 日本顎咬合学会 指導医 / 日本小児歯科学会 専門

女性の歯科医師が徐々に増えている現在、歯科業界に女性営業が増え、これまでの男性営業マンと同じように私たちをサポートしてくださるのは、女性歯科医師からみて本当にありがたいことです。営業や修理といった仕事にも、そこには必ず「女性同士の感性」「女性ならではの視点・提案」がプラスされるはずだからです。
そして、これから社会に出る若い女性の皆さんへ。
歯科にかかわらずどんな業種であっても、自分の選んだ仕事をぜひ長く続けていって欲しいと思います。何らかの形で社会と関わりを持ち、社会に貢献していく。これは性別に関係なく大切なことですし、とても楽しいことだと思うのです。私自身も、家族や周囲の協力を得て、家庭を持ち4人の子育てをしながら、歯科医師を続けてきました。結婚しても子供がいても、若い方に働く喜びを感じて欲しい、そう強く思います。

山地 良子 先生

天川 由美子 先生
(天川デンタルオフィス外苑前 院長)

鶴見大学歯学部 卒業 / 鶴見大学大学院 修了 博士号(歯学)取得 / 2007年 天川デンタルオフィス外苑前 開設 鶴見大学歯学部非常勤講師 / Women Dentists Club 東日本支部長 / 東京SJCD 会員

職種に関係なく、日本の社会は女性が働きやすいとはまだまだ言えない環境かもしれません。以前は私も、働く女性の一人として「社会ではもっと男っぽく頑張らないといけないんだ」と思っていた時期もありました。
しかし今は性別に固執することなく、「自分らしさ」や「自分ならではの感性」を大切にしていこうと思っています。当然その方が自然なことなので自分も楽ですし、周囲も受け入れやすいものなのです。
私はWDC(女性歯科医師の会)という勉強会で、東日本支部長を務めています。メンバーは、研修医を終えたばかりの独身の先生から、新婚ほやほや、妊娠中の勤務医、お子様の受験活動中、またはもう大学生のお子様がいらっしゃる開業医まで様々です。みなさん自分の選んだ環境の中で生き生きと仕事をしています。その中でいつも感じることは「女性のパワー」です。歯科の総合商社であるヨシダには、女性の感性が活かせる場がたくさんあるのではないでしょうか。女性である自分の感性を大切にし、歯科業界ひいては社会を良くしていって欲しい、そう期待しています。

天川 由美子 先生

根本 康子 先生
(表参道デンタルオフィス 院長)

新潟大学歯学部 卒業 / 2002年 やまぶき歯科 開設 / 2011年 表参道デンタルオフィス開設 / JIADS歯周病コース 講師

仕事において、新しい事を勉強すればするほど、もっと色々知りたくなり、できなかった事ができるようになると、また次のステップにチャレンジしたくなります。歯科医師である私自身も、治療方法や材料・機器など、勉強して新たな知識や技術を得る事で、仕事がどんどんおもしろくなり毎日がとても充実しています。
職種に限らず、そういう風にワクワクしながら仕事ができると良いですね。
どんな事も突き詰めて取り組んでいくと、新たな気付きや発見が山のようにあり、見える世界が何十倍にも広がります。歯科の世界は、まだまだ改良・開拓の余地がざくざくある業界ですので、固定観念や常識にとらわれない若い人の自由な発想や、女性ならではの感覚・アイデアなどをどんどん活かして頂きたいです。販売だけでなく、開発からメンテナンスまで幅広く商品を取り扱うヨシダでは、様々な角度からのアプローチで、女性の活躍が大いに期待できますね。仕事のやりがいは、その人次第。歯科の仕事はワクワクがたくさんですよ。

山地 良子 先生

田中 志歩 先生
(インプラントセンター鎌倉・田中歯科御成町 院長)

神奈川歯科大学 卒業 / 東京歯科大学大学院 修了 博士号(歯学)取得 / 東京SJCD 会員

私は同じ歯科医師である母に「“女だから”とは思わず、色々なことをやりなさい」と教えられました。そんな私が女性歯科医師として、また社会人先輩として若い皆さんに思うこと。それは、女性だからと何となく仕事をするのではなく、一生懸命に仕事と向き合って欲しい。そうすることで、「今日はこんな良いこと・嫌なことがあったな」「毎日を生きているな」と感性が磨かれ、充実した日々が過ごせます。
歯科業界は、私たち歯科医師を含め、女性が頑張っていける環境があります。またヨシダは、事務的ではない人間関係を構築してくれる営業スタイルがありますね。そこに機械や修理にも詳しい女性が多く携わってくれれば、女性歯科医師である私たちのニーズをこれまで以上に多くくみ取ってもらえるのではないかと期待しています。
自らアクションを起こし、情熱を持って「この仕事をやっていくんだ」「自分がこの社会に参加していくんだ」と、もがき頑張ることで、これから社会に出る女性の皆さんにも自分だけの道を探していってほしいと思います。

山地 良子 先生