誰かと笑いあえること。おいしいものを、心から味わえること。
歯や口は、人々の「よく生きる」と、深く関わってきました。

口は命の、健康と笑顔の入り口である。
私たちヨシダグループは、その想いの下、
よりよい商品やサービスを歯科医療の現場に提供してきました。

日本は今後も超高齢化社会への一途をたどり、
生活習慣病として人々の悩みとなる口腔とその他関連する病への「治療と予防」の
両輪が不可欠です。
その需要に反して、高齢化の波は歯科医療業界にも押し寄せています。
歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科技工士、スタッフが足りていない。
特に地方では人口減や後継者が育たず、多くの歯科医院が閉院を余儀なくされている。
このままでは、「よく生きること」を支える歯科医療が、行き届かなくなってしまう。

私たちは、2026年ビジョンとして「いい歯科医院を共に創る」を掲げました。
目指すのは、人口減少の最中においても、すべての人がいい歯科医療と出会える
プラットフォームの構築です。
鍵となるのが、国が提唱する社会の未来像「Society 5.0」に則り、
フィジカル空間（現実空間）とサイバー空間（仮想空間）を融合させていくことです。
長年培ってきたヨシダらしい人の現場対応力を強みに、
IoT、AI等を使用したDX化を社内外で推し進めるべきだと考えています。

掛け声は、「Dental Next Action！」。
これからもヨシダは、気づきを大事にし、
最新技術を用いた商品開発やサービスの開発だけでなく、
医院内の業務効率化システムの提供や医院経営に役立つ情報共有、
地域医療を支えていく人材教育にも力を入れていきます。
モノ・人・場所・情報とのいい出会いを演出し、
次世代の歯科医療の仕掛け創りをしていきます。
ますます医療の現場と経営を支えるパートナーとして、
いつのときも、人々の健康と笑顔を願う方々の力になってゆけるように。

株式会社ヨシダ 代表取締役社長

KAZUTAKE YAMANAKA