2019年12月に、博多駅近くの現地にて「居抜き開業」しました。第三者継承ではありますが、前医の先生が週に数日、現在も診療をなさっています。前医の先生が使い慣れたユニット1台はそのまま残し、老朽化した設備機器を入れ替え、内装の一部をリニューアルしました。
患者さんの口腔の「これから」を重視した未来を見据えた治療を行いたいと考え、その実現のために新しくユニット2台、デジタルマイクロスコープ、歯科用CTを導入しました。
開業医として初めて経営を行っていくのは不安やストレスが大きいものです。できるだけストレスなくスムーズな診療が行えるのではないかと考え、元の勤務先の雰囲気を取り入れつつ、長年使い慣れていて信頼性のあるユニットをあえて導入しました。
また、これまで歯科用CTによる診査・診断は、特に再生療法・インプラント治療の治療計画において最も重要な資料として位置づけてきましたので、CTに求めたのは画質と操作性です。今回導入したCTは、解像度の高さはもちろんですが撮影範囲が大きく、操作・患者の位置づけもシンプルで開業時にも導入しやすい、より進化したCTであると実感しています。
将来的には患者さんや仲間・後輩が大勢集まるにぎやかな医院になることを願っています。