第三者承継後の2004年に内装や設備機器を完全リニューアルし、現地で開業しました。4台のユニットからスタートした診療室も拡張を行い、現在はユニット7台で診療を行っています。これまでもヨシダ製のユニットを代々導入してきたので、今回新たに導入した機種でユニットの進化を実感しています。
特に、ユニット背板の動きがスムーズで体が包み込まれるような座り心地が高級感があると、患者さんにも好評です。また最低位が40cmと低いためご高齢の方の乗り降りが「楽」と伺います。術者からするとテーブルが広く器具類が置きやすいこと、インスツルメントテーブルと安頭台の位置関係が絶妙で日本人術者の体型にあったエルゴノミックな設計でストレスのない診療が可能です。また、取り外して滅菌できるカバー類やハンドル部やパーツ類など、清掃のしやすさがスタッフにも好評です。
全ユニットにペン型口腔内カメラを搭載しているので、口腔診査、治療前後での説明やTBIなどに活用し、日常臨床でのルーチンワークとなっています。今回さらにデジタルマイクロスコープを設置することで、よりインパクトのある画像で説明できるようになりました。
当院ではCT、CAD/CAMシステム等、最新機器を活用し地域のホームドクターとして子どもからご高齢の方まで、口腔の健康を通じて患者さんのQOLを保ち、向上させるお手伝いを提供したいと考えています。