2008年テナントビル３Fフロアの一角でユニット2台の居抜き開業からスタートしました。その後、同フロアのテナントが撤退するタイミングで医院を拡張、ユニットもその時々の最新機種を導入、現在では３F全フロア、ユニットも10台となりました。2021年コロナ禍となり、同ビル１Fの飲食店が撤退したことをきっかけに医院拡張を行いました。これまでエレベーターがあっても３Fになかなか通院しずらかった方（ベビーカーや車椅子の患者さん）にもストレスなく、スムーズに通院いただきたいと思い、思い切って１Ｆフロアの拡張を決めました。
今回導入したユニットは、術者にとって無影灯がLEDとなり明るく診療しやすくなったこと、タービン・マイクロモーターの回転数などの細かな設定ができるようになったこと、光付き超音波スケーラーの装備などストレスのない診療が可能となったと実感しています。
またスタッフにとっては清掃性が向上し、より安全性、清潔さが求められる今の時代にあったユニットです。さらに患者さんにとっては最低位が400mmと低いため、お子さんやご高齢の方も乗り降りしやすく、身体を包み込む優しい座り心地が好評です。
合わせて導入したのがデジタルマイクロスコープです。歯科医師としての役割は患者さんの口腔の健康を守ることですが、理事長としては経営１割、教育９割と考えています。当院には将来開業し、地域医療に貢献したいと熱意ある若手歯科医師が勤務してくれていますので、日常の診療だけでなく技術・知識を学ぶツールとしてデジタルマイクロスコープを活用していきたいと考えています。