株式会社ヨシダ

歯科従事者のための会員サービス

G-PLUS
営業
2015年入社

営業として、地域の歯科医院や、取引先であるディーラーを訪問し、ご提案から販売、設置、アフターフォロー(取扱説明やメンテナンス)まで幅広い業務を行っています。
担当エリアの歯科医院でヨシダのユーザーは200件ほど。商品の説明だけでなく、「こんなことをしたい」というご要望で呼ばれることも多いです。先生が困った時に頼れるのは担当の私。専門外の事案でも、私を経由して社内の専門部署や他の業者に確認することもあります。歯科医院と一口に言っても、エリア、規模、診療科目などさまざまなので、先生一人ひとりに合わせた対応は当然必要になりますね。新商品の購入をご検討いただく場合でも、先生によって仕様や色へのこだわりは千差万別です。 ご要望や描かれているイメージをできるだけ具体的にお話しいただき、それに応えられる提案はないかと模索しています。

周囲を巻き込み動かすことで、より大きな課題を解決。
  

入社3年目のある時、先生から「もう一台、どうしてもチェアユニットを増やしたい」というご要望をいただきました。しかし、その歯科医院には、すでに7台のチェアが設置されており、チェアを増やせるスペースがありません。

なにか方法はないかと考えていた時、その歯科医院はお子様の患者が多いことに気づきました。
「もしかして、小児用のチェアなら、今のカルテ置き部屋に入るんじゃないか」。
早速、社内の設計部門に相談。小児用チェアの配置と併せて、新たなカルテ置きスペースを確保する内装変更を提案することにしました。

作成してもらった図面で先生に具体的な説明ができた結果、注文をいただくことができました。
その後は、内装工事に向けて、各業者の方々との打ち合わせが始まりました。内装業者、水回り専門業者や電気系の業者とやりとりすることも。業者を交えた段取りは工事の要。歯科医院の忙しい診療の合間をぬって与えられた3日間で施工を完了させるには、一つのミスも許されません。
そこで、再び設計部門の方と連携し、現場まで出向いてもらって電気や配の指示出しをサポートしていただく、万全の体制を準備しました。それでも経験の浅い私は、内心ドキドキで、家に帰った後も不安でいっぱいでした。

設置した機械が正常に動いたところを確認して、ようやく安心できたことを覚えています。
今でも、先生があの小児用チェアで治療している姿を見ると感慨深いですね。学生時代から「何らかの形で医療に携われる仕事がしたい」と考えていた私にとって、私がした仕事が、医療現場に役立てたと感じられるのが何より嬉しいです。今は、営業として目の前の目標に全力で取り組む日々ですが、同時に会社での勉強会や研修にも積極的に参加しています。ヨシダという社名を知らない歯科医院はない、そのような恵まれた環境に甘んじることなく、商品知識を深めていき、少しでも良い提案ができるよう努力し続けています。